沖縄と、バリ島と、台湾と、旅をするように暮す中で出会った、伝統療法。全く「極める」ことができず、その地を後にしてしまった後悔はあるけれど、その土地のハーブや伝統療法を取り入れた暮らしを研究すること、そして自分の持つものや知識と合わせることは、本当に楽しかった。そして、アロマとハーブ使いには憧れのヨーロッパへ。

８月に出逢ったプロバンスのフレッシュハーブは、いまでも袋を開けて香りを嗅ぐと、涙が出るくらい力強い生命の力を感じる。私が使ってきたアロマセラピーの、そしてハーブたちが、生き生きしてる姿。この土地で暮らし、学び、製作できるなんて。
その喜びを、いっぱいに詰め込んでお送りします。

オランダからの発送に切り替えるにあたって、屋号を変更しました。
今までme's organicという屋号を使っていたのですが、検索すると「mens organicですか？」とgoogleに言われてしまうこともあり、
思い切って変えました。
meっていうのは、私の幼児期のあだ名なので、hitomiになって、少し進化した、かな？

そして　B

蜂のマークを付けている通り、Bの由来のひとつは「Bee」

蜂は、私が製作のときにお世話になる蜜蝋の生産者でもあるのですが、彼らの敏感さ、そして命の素を運ぶ姿、そして作り出す滋養に、私はいつも心を打たれています。

子どもの頃から、蜂に好かれることが多く（刺されたことはない）よく周りにいます。そして、いつも、蜂は、私に何かを教えてくれるのだと思っています。いわゆるメンターみたいな存在かもしれません。

もうひとつの由来は「Be」

ただ、在ること。

私が植物を好きなのは、彼らがただ、「在る」からだ。動くことなく、ただ命を全うさせて枯れてゆく。それが、美しい。彼らのエッセンスを分けていただくことで、私たちも、ただ、私であれたなら。

そんな思いで、２０１７年、オランダから、再スタートします。

私と、植物と、そしてあなたとの共鳴の物語が。